長ネギ定植

  🌱🌱長ネギを定植しました🌱🌱

今年は「夏扇パワー」と「関羽」という2品種を採用した長ネギ。

2/10のまだ寒い時期に播種したので、発芽に適した温度を保てるように二重にトレイを被覆し、夜間はさらにコート材をかけて、ハウスの中で大切に大切に育苗してきました。

 

幸満つる 野蒜農園では長ネギは、ひと穴直径約2センチのトレイに3粒ずつ播種。

小さな種から細い芽が、まるで深くおじぎをしたような折れた状態で発芽し、

生育するにつれ緑の針金のようにピンと立ち上がってネギの片りんを表してきます。

 

3月中旬からはトレイを外に出して、外慣らし開始。

その際、苗が風の影響を受けないよう、防風ネットを建てて囲いました。

もうすぐ圃場に植えていいかな、という最終段階で、

床屋さんできれいにヘアーカット・・・ならぬ、「剪葉(せんよう)」しました。

伸びた葉の先を13㎝ほどに切り揃え、葉同士の絡みの防止や、苗の成長を促すそうです。

 

そして、4月中旬になり、満を持して圃場に植付ることが出来ました。

数万本単位の苗の定植は、複数のチームの連携と管理者の目配りが決め手。

今年の定植も、圃場の畝立てから溝切り、苗を液肥に漬けトレイから抜き出す、

必要以上に畝を踏み固めないようスタッフの配置や進む方向の配慮、

定植した苗の根が土壌に活着し一刻も早く根付くよう液肥をかける、

など、多くのプロセスをそれぞれのスタッフの特性やスキルに合わせて分担してもらっていました。

 

無事定植作業完了!

2回目に播種した苗も順調に成長中で、5月に定植予定です。

秋に立派な長ネギをお客様にお届けできるよう、これからもしっかりと栽培管理して行きます💪