旬のお野菜をご紹介します。
今回は新玉ねぎです。
今年の幸満つる 野蒜農園の玉ねぎは、地上の葉が順調に生育するよう病害虫の予防や液肥などで先手先手の栽培管理を心掛けた成果が実を結び、全体的に一玉一玉がずっしりと重い見事な形に仕上がりました🎉🎉
玉ねぎの播種は前年の9月に行います。
まだまだ暑い最中での作業、播種したセルトレイを圃場の一画に並べ、乾燥防止のもみ殻を表面に降りかけ、たっぷりと水をかけたら、高温障害対策の黒い遮光ネットで覆った状態で発芽を待ちます。
細い針金のような葉が地上に出てきたのを確認すると、ひとまずホッ😮💨💦
葉が20㎝くらいの高さまで成長し、苗の株元がプクッとしてくる11月初旬にトレイから苗を抜いて圃場に定植していきます。
ひと冬越す中で、雑草対策や通路の土を管理機で株元に跳ね上げて土寄せし寒さ対策をしたり、、と、土の中で玉ねぎの鱗片が一枚一枚増えて玉を作るための管理作業を適宜実施。
春を過ぎ、だんだんと玉ねぎらしい形がマルチの上から確認できるようになると、みんなで「今年の玉ねぎの出来はどうかな!?」「次の販売会に玉ねぎを持っていけるかな!?」と玉ねぎの話題で盛り上がります。
まっすぐ立っていた葉が、玉の真上でぱたっと倒れたら、収穫のサイン。
天気の良い日の朝に収穫し、いったん圃場に並べておいてしっかりと乾燥させてから屋内の保管場所へ格納することで、収穫後の品質保持に努めています。
根と葉を切り落として切り口を乾燥させたら、いざ袋詰めへ!
野菜そのものの品質はもちろんのこと、袋詰めの状態も好印象で手に取っていただければうれしい限りです。
購入されたお客様が思い思いの料理で「美味しかった!」と感じて「また買いたい」につながる野菜作り、袋詰め作業に取り組んでいます。
一つ一つの野菜にあるストーリー、これからも旬のお野菜ご紹介を通して、皆様にお伝えできればと思います。