
旬のお野菜をご紹介します。
今回はとうもろこしです。
幸満つる 野蒜農園のとうもろこしは、ことしも暑い日差しにむかってピンと背筋をのばすように成長し、立派に実を成らせました。
7月、8月はスーパーの売り場やお祭りの出店などでとうもろこしを目にする旬の季節。
甘みを活かしたスィートコーンと呼ばれる品種が並び、
色も黄色以外に、最近は白や赤のとうもろこしも出回るようになりました。
当園でも、昨年から黄色に加えて白のとうもろこしを作付け。
白は「ホイップコーン」という品種で、名前からスィーツ感が感じられ、
食べてもひと際甘くて大好評でした😊
とうもろこしの播種は、4月から5月にかけて行いました。
白いとうもろこしは、5/13のアルティウスリンクの新入社員研修時に、当園のスタッフと
新卒社員のみなさんが協働で苗を定植したものです。
苗は無事地面に根付いてくれました❣️
とうもろこしは、株の上部に雄花が開き、株に2つから3つの実をつけます。
一株に1つの実を成らせて栄養を集中させる場合は、一番上の実を残して、
あとはヤングコーンのうちに収穫します。
国産ヤングコーンはやわらかくてフレッシュ、
マルシェのタイミングに当たると、一瞬で完売してしまうレアな商品です。

株の成長とともに、大切なとうもろこしの実がたぬきやハクビシン(本当にいるんです!)
などの獣害にあわないよう、今年もしっかりと網で圃場を囲いました💪
とうもろこしの実は先端から白いひげをたくさん出しているのですが、
ひげの数イコール実の数なんだそうです。
ひげすべてに受粉されるとしっかりと実がつまったとうもろこしになるんです。
このひげが茶色くなったら収穫のサイン。
短期間の収穫期間ですが、季節を知らせる人気の野菜です。
BLCマルシェでも6月ごろになると「とうもろこしはまだなの?」と毎年うれしいご質問をいただいています。
去年購入頂いた際の美味しさを覚えておいていただけるのはうれしい限りです。
これからもみなさまに喜んでいただける野菜作りを目指してまいります。