旬のお野菜ご紹介③ミニトマト

旬のお野菜をご紹介します。

今回はミニトマトです。

幸満つる 野蒜農園では、車で5分ほどの場所のハウスで12品種、約1,300本のミニトマト🍅を栽培しています。

品種は、前年の収量実績や、病虫害への抵抗性などを参考に、毎年厳選して決定しています。

 

それぞれの品種ごとに、生育の速度や管理上の留意点が異なるため、担当チームの管理者が、日頃から品種別によく状況を観察し、現状の管理設定で問題ないのか、肥料や水分が不足していないか、病気や害虫の兆候はないか、など細やかな栽培管理を行ってくれています。

 

ミニトマトは夏前に苗を定植します。

マルチを貼った畝の中には、農業制御システム「ゼロアグリ」で設定された量の液肥や潅水が自動で流れるようになっています。スマート農業の活用です。

設定に関しては、葉の色や花のつく位置など樹の成長具合を確認し、ミニトマトの声を聴きながら都度変更しています。

 

最初は小さかった苗もどんどん成長し、黄色い房状の花がついてくると、

1,300本のトマトの栽培管理は日々大忙しです。

樹の勢いを保つための、脇芽欠きや摘花は欠かせません。

 

45℃を超えることもあるハウスの中の作業はとても大変ですが、汗をかきながら「美味しくなーれ」とミニトマトファーストで頑張った甲斐あって、今季も無事に7月中旬に初収穫を迎えることが出来ました。

最盛期にはミニトマト担当の2チーム計9名が総出で、一斉に収穫💪

各スタッフが担当の品種のミニトマトを一つ一つ丁寧かつ手際よく、収穫していきます。

多い日は約100kg❗❗の収穫を2時間ほどで済ませて、パック詰めに入ります。

色づいて甘みを蓄えた実をお客様にお届けしたい反面、熟れすぎていると店頭に並ぶまでに柔らかくてつぶれてしまう心配があるので、トマトの状態を見極めながらの作業。

日々の作業で身についた、まさに職人技のスピードです。

 

いろいろな種類のミニトマトを楽しめる「カラフルなミニトマト」はBLCマルシェをはじめ、大人気の商品です。

また、プチぷよという品種は独特の艶感と柔らかさが人気で、まず先に売り切れてしまうことが多いです。

お徳用としてお客様にお求めやすい規格もご用意。

全て、担当チームの一人ひとりが手に取ったお客様のことを想像しながら、誠意を込めて丁寧にパック詰めしています✨

 

実割れやヘタがとれてしまったなどで、パック詰めからはじいたミニトマトも、「カナッペソース」に生まれ変わってお客様のもとへ💕

 

これからもお客様に喜んでいただける野菜作りを継続してまいります。