秋冬野菜の苗が育ってます

9月に入っても宮城県内各地で猛暑日となり、露地野菜たちにとってタフな気候が続いています。

そんな状況下でも、秋冬野菜の準備は待ったなし💦

トレイに播種した種が無事発芽するまで、直射日光で高温になりすぎないよう黒い遮光ネットで覆ったり、トレイの苗が圃場に植え付けられる大きさに成長するまで朝・昼・夕とこまめに水分管理を行なって、暑さに負けないようこまめなお世話が欠かせません。

 

夏場の苗は日々の成長が早く、ジョウロでの潅水作業をお願いすると「苗、昨日より育ってます!」と報告してくれるスタッフも。「よく気づいたね!明日はまたさらに成長してるか、見て見ましょう!」と野菜についての学びのきっかけにしてもらえるよう声がけします。

 

また、トレイの中央部の苗は四方を囲まれ水分を保ちやすいですが、四辺の端側に並ぶ穴の苗は乾燥しやすく、潅水するときは特に念入りに水をかけます。

また、ジョウロの水は最初勢いよく出るため、苗を痛めないために、少し水を出してからそっと苗に水をかけていきます。

このように、水やり一つとっても野菜のためのポイントがありますが、何度も潅水を担当したことのあるスタッフは言われなくても心得ており、その通りしっかりと実践してくれます。

一つ一つの作業に対し真摯に取り組み、とても頼もしいです。

 

 

 

8月20日に播種した春菊の苗もぐんぐん育ってきました。

お鍋が恋しくなる季節に活躍しそうです!

こちらは白菜の双葉です。

店頭に並ぶ白菜のサイズに成長するまで、約3カ月かかります。

豚肉と白菜のミルフィーユ鍋、キムチなど、多彩なメニューで活躍してくれる秋冬野菜です。

 

高温、水不足、大雨など、今までの経験値を超える気象はこれからも続くかもしれませんが、

自然の恵みに感謝する気持ちは忘れずに、みんなの力で乗り越えていく!という熱い気持ちで、農業に取り組んでまいります😊